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コントロール [暮し・健康]

入院中にも使っていたラキソという内服液と、以前に心臓に悪そうだと判断して、
使用を中断していたカマを使ってコントロールを試みたが、これがなかなか難しい。
情況に応じてラキソの服用量を増減するのだが、その適量が掴めないのだ。ラキソ
の薬効は12時間以上経たないと現れないというのも見当を狂わせる。

生活環境と食事の変化も影響しているらしく、素直に出てくれないのだ。退院後の
食生活については低残渣食を心がけるように言われていた。要はうんこになる成分
が少ない食品。大糞が出るような物は控えめにということだろう。

これが口で言うほど簡単ではなくて、病院での運動不足状態でなら軽い食事で
満足だったのだが、普通の生活に戻ると、食事も普通に戻ってしまう。それに毎度
俺だけに病人食を用意してもらうてのも、何かと面白くない。病院ではあてがいぶち
だってこともあって、完食したらそれでお仕舞い。が、家ではそうはいかないのだ。

日に日に固まっていく感じ。出したいのに出ないんだもん。こりゃ下手したらまた病院
行きだぞ。今度は外来だから、熱田さんにお願いすることはおろか、お目通りすら叶わ
ない。大腸の中で増殖する糞塊の威容が目に浮かぶよう。それがガチガチになったら
どうなるの。

世の中には救う神もある。閃いたのは何年か前に使ったことがある軟化剤。ロケット型
の固形薬。尻に押し込んで可能な限り保持するってやつ。これが醸成する圧力が
半端やない。圧に負けてギヴアップすると、水分だけが流れ出て、うんこ様はますます
微妙な位置に居座ってしまう。それがにっちもさっちも行かない微妙さ。分かります?

挿入後圧が上がってくると、とても立っては居られないので横になり、本でも読み
ながら気を散らす。ぎりぎりまで頑張って1時間半。血圧も限度いっぱい。歩いたら
漏れそうなので、這いつくばって便器に辿り着く。

痛いとか手術あとがどうとか言ってる場合じゃない。選択の余地もない。理性もoff
にして圧迫に身を委ね、放出する他はないのだ。糞塊が患部を通過する瞬間、目から
火花が飛んだ。(今しも、TVで又吉の話をやっている)

出ましたねえ。便器の水溜まりに収まりきらず、盛り上がって威張ってござる。とにかく
すっきりした。お蔭で出血もなく、済んでしまえば、過去のこと。
  
切羽詰まる度に、数年来薬箱の中に置き去りにされていた薬を使い、何とか危機を切り
抜けているうちに、ついに薬も在庫切れ。そこで、はたと考えこむ。おれは死ぬまでこんな
ことを繰り返していくのかって。

うちの奥さんだってかなり頑固な便秘持ちだ。が、彼女のご意見など、俺にとっては屁
の突っ張りにもならん。次女に訊いてみた。なんと彼女は小5のときからそうだという。
それで長女の方は何でもないんだってね。

知りませんでした。自分の娘が長年糞詰りで悩んできていたなんて。ひょっとしたら
適切な対応策を持ち合わせているかも知れない。

続きは明日にします。汚い話ばかりでごめんなさい。

     
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