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ケバエの幼虫か [菜園]

子供たちまで動員して、虫の正体をつきとめようとしたが、ケバエかミズアブなのかはっきりしない。ただ、いずれにしても害虫ではなさそう。むしろ益虫だという。本当ですかね。情報は沢山あるが決定打が見当たらない。

ネットで写真判定を試みた結果、どうやらケバエの幼虫らしい。このケバエがどんなものか分からない。そのままで、毛が生えたハエなのか。そのハエが1匹飛んできて、コロニーを形成するに足るだけの卵を産んで飛び去るのか。一体どんな子宮をしとるんだ、このハエは。

害虫ではないから殺さない方がいいと言われても、あのレジ袋に入っている7コロニー分の虫をどうすればいいんだろう。そこらにばら撒くのか。穴を掘って埋めるのか。どうするにしても、虫と土を分けた方が処理しやすそうだ。ふるい(とおし)を使うことにした。

土くれやゴミは取れたが、虫は細かい土にまみれていて、そこから土だけを取り除く術がない。どこかに、水を加えると浮き上がるのですくい取ればいい、と書かれていたのを思い出した。バケツに入れて、水を加える。

虫は一匹も浮いてこない。かき混ぜても結果は同じ。水を捨ててみる。虫はヘドロに覆われて溺死状態。このままだと窒息死は免れない。細めの網の上に乗せて水をかけヘドロを洗い流してやった。もう動いている虫は殆どいない。全員水死か。何ということを。

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畑の片隅をほじくって虫の塊りを適当に広げ、土を薄く被せた。すっかり埋葬の心境。

一晩明けて、陽も当たり始めた頃、被せた土をそっと取り除いてみた。奴らは完全に生き返っていた。
益虫か害虫か知らんけど、このまま放置することにした。コロニー7ヶ分の巨大集団を。
その実態をごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=gyPVrIW64jU&feature=youtu.be

そのすぐ傍に円形脱毛状に枯れ草を掻き除けられた跡がある。2・3日前から飛来していたセキレイの夫婦が、畑の周りで虫を捜し歩いていた。あの2匹が、私が見落としたケバエ(?)のコロニーに気づき、ごちそうになったのであろう。セキレイには益虫も害虫もない。案外、私が望む害虫は食べてくれないんだよね。

何だかんだとやってるうちに、この虫の気味悪さも薄らいできたような気がする。いっそのこと、この虫が如何に蛹化し、如何に羽化していくのか観察してみようかなと、、、、。人間の感覚なんていい加減なもので、すぐに変わってしまうんだよね。虫が可愛くなったりして、、、、。

今朝。新たにコロニーが2ヶ所みつかりました。これ、本当に益虫でしょうねえ。
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ゲッ!ナンジャコリャ、 奇虫 大発生か? [菜園]

10月29日。さつま芋を収穫したあとに、玉ネギでも植えようかと、畑を見てその表面に違和感を持ちました。
幅25cm、長さ1m余りにわたって、霜柱が溶けた痕のように土が浮き上がっているのです。近所のバカ猫がまた悪さでもしやがったのかと、足で浮いている土を少しづつ払い除けていきました。

畑の端から始まって、別に何でもなかったのですが、浮いた土の帯の先端に近づいたとき、目を覆いたくなる光景が露出していました。とてもこの世のものとは思えない黒くて奇怪な顔を持った虫の団子がぐにょぐにょと蠢いていたのです。個体のサイズは、長さ25~30mm、太さ2~3mm。白ければ蛆虫様だが、全身真っ黒。

突っついてやると、10秒間くらい固まる。そしてやおら身体をくねらせ始める。土の中は潜り込めるが、土がないと前進できずにクネクネ運動をくりかえす。体形からすると土に潜る時は後進なのかもしれない。

急いでショベルとカメラとレジ袋をとってくる。

土の帯の発端部からショベルを差し込んでは掘り起こし、虫の存在を調べる。不思議なことに一匹も出てこない。
団子状の虫を見た先端部に近づくと1匹、2匹と姿を現し、やがてショベルに乗り切れないサイズの虫団子が出土した。全員(?)が身体を寄せ合い絡み合って球形を成し、調子を合わせたように蠢いている。

何のための集団なんだ。何の目的で団子になっているんだ。この気味悪さは何なんだ。どうか幻視でありますように。見るに耐えない被写体にカメラを向ける。

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察するに、帯状の土の盛り上がりは虫軍団が進んだ行跡らしい。団子になって蠢きながら柔らかい土の中を前進するのだ。何が奴らをしてそうさせるのか。何処へ何のために進むのだ。あの球形の中心に何があるのか。何が奴らをあんなに引き寄せているのか。ショベルを差し込んで確認する勇気は私にはなかった。女王様でも居るのかね。

団子をレジ袋に入れ、周辺に散開していた虫もピンセットで拾い集めて同じ袋に入れる。とても根こそぎって訳にはいかないので、そこそこで諦め、それ以上は前進出来ないように周辺の土をガチガチに踏み固めてやった。
願わくは、作物を荒らす害虫でないことを。

お陰で玉ネギの植え付けは予定より大幅に遅れた。

そして31日。久しぶりに雨が降るらしく朝から曇り空。玉ネギの空いたところに葉大根でも蒔こうかと、外へ出たところで降り始めた。30分ほどで雨は止む。ちょうどいいお湿りであった。

種まきを終えて雑用もすませ、もう今日はこれまでと、道具を片付けていたとき、畑から少し離れたところで、刈り込んでおいた草地に、妙な土の盛り上がりが目に付いた。まさかとは思いつつ、足で表土を除けて見た。
2度と見たくなかったものをまた目にすることになった。それもあちこちと計6ヶ所も。

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こちらはいずれも畑ではなく、表土は柔らかいものの、草の根が張っていて団子で移動することはできない。ということは、何者(?)かがそこの土中にこれだけの虫か卵を運んできたということになる。何者だ、そいつは!
それで、こいつらは長じて何に変身するのか。羽根が生えて飛んでいくのか。はたまた、うちの畑に住みついて私を悩ますのか。

目に付いたところは全部ほじくった積もりだが、それで見落としはなかったのか、自信はない。ただ疲れた。これじゃあ掘る相手が悪すぎる。

昨年。隣のおばちゃんから貰った菊がきれいに咲きました。今日は通りがかった見知らぬばあちゃんが2人も褒めてくれました。「上手に咲かせたわね」だって。2人とも鹿島の出ではないみたい。花は人の心をなごすんだなあ。

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ありがとね、おばちゃん。

タグ:害虫?
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紅あずま・惨 [菜園]

つい先日、紅あずまは豊作でしたとお知らせしたばかりですが、実は、採れた芋をよく見ると、決して好成績ではなかったのです。肌が凸凹で虫食い穴がいっぱいなのです。とても笑窪だなんて言える程度ではありません。

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とりあえずマシなのから箱詰めにして親戚4ヶ所に送り、身軽になったところで、味見でもしてくれようかと切ってみました。自家用にならどうってことはないのですが、人に進呈するのには少々出来が悪すぎる。悪いところを切り除いて、虫の食い残しをいただくような代物を送ってあげたのかもと、自己嫌悪。

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悪いところを切り除くとこうなる
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台風19号が往った後、1mあまり離れた畝に出来たのを掘ってみました。こちらはスーパーに出ているのと比べても遜色のない、上出来、でした。これなら、と4つに分けて送り直し。わずか10日後に第2弾を受け取った親戚の面々はどう思ったでしょうか。上出来の方は私の口には入りませんでしたけど。

玉ネギの苗を買いに行ったホームセンターで、農業指導員に除虫について訊いて見ました。
石灰をすき込んで3週間余りも放置すれば、石灰の発熱作用によって虫が死ぬんですってね。これだと残留農薬の心配もないという訳です。但し、石灰が発熱しているうちに何かを植えると害があるらしい。
虫の正体については定かになりませんでした。

早速消石灰を買って帰り、真っ白に撒いて耕しました。10日後には玉ネギを植える予定なんですが、大丈夫ですかなあ。

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豊作・紅あずま [菜園]

18号台風は直撃だったのですが、幸いにも被害はなく、土も乾いたところで、さつま芋を掘りました。
つるばかり元気で、肝心の根っこはどうだろうかとヒヤヒヤドキドキでしたが、これなら満足です。

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芋ずるに覆われて、収穫から漏れていた野菜も目に付きました。来年はもっと上手にやらなくっちゃ。

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くたびれて、3分の2掘ったところで、今日はもう終わりにしようと思っていたとき、隣の畑のおばちゃんが、
「枝豆を作った積もりだったのに、枝ばかり立派になってね。あまりいい豆が付いてないんだけど、今日の晩酌くらいには間に合うでしょう。食べてみて~」と。
枝豆が枝ばかりだなんて、面白いおばちゃんでしょ?

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おばちゃんとこの立派な枝豆畑

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飲兵衛には嬉しい差し入れでした。早速茹でていただきました。
確かに育ちのあまり良くない豆でしたが、味は抜群でした。ごっそさん。

百姓姿しか見たことがないおばちゃん。美人には見えないけど優しい女性みたい。
打ち明けておくと、このおばちゃんが私の当地における一番親しい女性かもしれない。
奥さんは別としてですけど、当然、、、、。

焼酎がツルツルツルツル喉を滑って行く。酔った頭で20年前に長女がくれた谷村新司のテープを聞きながら。
男と女の悲しい物語。

芋のあとにはニンニクでも植えるかな。(玉ネギは買った方がずっと安い)

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大型で非常に強い19号が、同じ進路を取りそうなんですってね。

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大暴れ 紅あずま [菜園]

あれは確か、今年も春が来ようとしていた頃。
行きつけのスーパーで、時期はずれとしては色の鮮やか過ぎる、さつま芋が目に付きました。
この時期にこんなさつま芋があるの? ほっそりと伸びた紅色のヤツを一個買いました。

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アルミフォイルにくるんでストーヴの上で焼いた芋の出来に、無類の芋好きの奥さんはびっくり。
私も味を見させてもらって仰天。
それはそれまで私が持っていた芋のイメージを完全に引っくり返す美味しさでした。

食欲をそそってやまない極上の匂い、クリームのような舌触り、ドリアンにも似たその甘さ。
翌日再び店を訪れてよく見ると、5キロの箱詰めでも売っているのでした。
あの感激を分かち合うべく、4箱買って親戚にも送り届けるほどの舞い上がり。

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もちろん親戚からはそれなりのコメントを頂きました。
うちでもその後のある期間、常備するという徹底ぶりでしたが、熱はいつか冷めるもの。

5月も末だったか。件のスーパーで奥さんが私に言いました。
「あんた、あれ、紅あずまの苗だって。百本二百五拾円だって。ずいぶん安いと思わない?」
私は奥さんの調子に乗って、二百本買いました。

さて、植えるところは、収穫時期を迎えている玉ネギをその日のうちに引き抜いて、翌日それなりの手を加え、2百本植えました。苗が多すぎて全部植えるのは大変でしたが、そこが貧乏症の私、余らせて捨てるってことができないのです。あっちこっちとほじくり返してやりくり算段(?)無理矢理植え込んだのでした。

それが大暴れして、畑全体を覆いつくしてしまいました。

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トマト、かぼちゃ、なす、ししとう、きゅうり、いんげん、ズッキーニ、ニラ、全て紅あずまの海に沈んで何がどうなっているのか分からない状態。ヒマワリは紅あずまの葉っぱの波から突き出ています。
このヒマワリには、鹿島神社への参詣客が何人もカメラを向けていきました。ありがとう。

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彼ら(?)は芋に苛められながらも、それぞれそれなりの結果を出してくれて、ずいぶん美味しくごちそうになりました。出来すぎて処分に困ったときには親戚に配ったり。きゅうりなんか、芋づるにまぎれてヘチマ並みに育ってしまっておりました。

本日の収穫 ピーマンの下半分にはインゲン豆

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収穫したかぼちゃの半分 他の半分は親戚に送った

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紫つる草ときゅうり わかります?

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芋づるに埋もれたピーマン

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そして、今、収穫期を迎えているはずの紅あずまの一人舞台です。その舞台裏は蚊の巣窟です。肌を露出させたままそこへ侵入でもしようものなら、ボコボコ(?)にやられます。デング大丈夫かなあ。

地上で大暴れしているほどに、地下でも頑張ってくれているのか、掘ってみなければ分かりませんが、何故か食傷気味で作業にかかる気になれません。これも時期を逸してはまずいのでしょうけど。

先日TVで知ったのですが、さつま芋は厳重な温度管理の下に1年間も熟成させると糖度が何倍かに増すんですってね。
ということは、紅あずまも掘りたては普通の芋なのかも。あまりがっかりさせないでよねえ。二百本分のがっかりは、半端じゃおまへんで。

お隣りの鉾田市は芋の名産地で、寒くなったら干し芋が出てきます。これも抜群です。おいしいですよ~。

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ひよどり [菜園]

寒さが厳しくなるに連れて、ひよどりの声が大きくなってきております。
寒くなって山でも食い物が減るという事情はよく分かるのですが、だからと言って僕の菜園を荒らしてもいいってことにはならないんですよね。
これは昨年私が初めて植えたブロッコリーです。ご覧のとおりの惨状でした。
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その後、ひよどり被害防止策を講じたところ、ブロッコリーは見事に回復、期待どおりの収穫でした。
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今年は初めからばっちり防鳥策を施し、このとおりです。
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不思議なことがあります。
ひよどりが大好物のブロッコリーに比べて、私が大好物の葉大根は剥き出しなのに、ひよどりが食べないのです。
この葉大根には、普通の大根や赤カブによくつく青虫や真っ黒い虫もつきません。
どうしてでしょうかねえ。
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こんなもの平気で食ってる私は、このままでいいのでしょうか。
私の食べ残しの写真ですみません。

皆さま、どうぞ良いお年を。

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寒波 [菜園]

冷えますなあ。
うちの菜園に初霜が降りました。
玉ネギやブロッコリーは、この寒さを楽しんでいるかのようです。
急にヒヨドリの声が聞こえるようになりました。
寒さの影響で、山でも食料が不足気味なのでしょうか。
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菜園で見つけた小さい紅葉です。
実はブルーベリーなのです。
鹿島の杜の紅葉は、先日の強風で散り去り、写真を撮る暇もありませんでした。
今はもう、すっかり冬の杜になっています。
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この冷え込みでトイレが寒く、健康に良くないというので、ヒーターを買ってきました。
300Wのカーボンヒーターとかで、即暖です。
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これまでは、セラミックヒーターを使っていたのですが、暖かくなるころには、もう用は
すんでいる、といった状態だったのです。
即暖のカーボンヒーター、抜群です。今のところ、、、、。

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動物愛護法 [菜園]

今年9月から、最寄りのホームセンターは店舗立て替えのために閉鎖されています。種を買うにも苗を求めるのにも、これまでの4倍の距離を移動しなければなりません。以前は買い物のついでにちょっとホームセンターにも立ち寄って、といった感じだったのですが、そうもいかなくなったのです。

玉ネギの苗を入手するのは大変でした。売り切れていたり、残っているのがもう腐りかけていたりで、最初に買った苗200本は殆どだめでした。買い換えた200本でも、あまりいい成績は得られておりません。

同時に植えようと計画していたニンニクも、今年はもう終わったとかで入手できず、あちこちと走り回って、小さな苗屋さんで種ニンニクの売れ残った一袋に出会いました。昨年はニンニクを植える畑が足りなくて困ったのに、今年は植える種が見つからなかったのです。

やっと見つけた種ニンニクを、愛を込めて植えさせて頂きました。ところが、なかなか芽を出さず、残り物で不良品だったのかと諦めかけていたころ、芽を出しかけた種ニンニクが何物かによって掘り出されたのです。足跡からして明らかに猫の仕業。それは平素から結構不愉快な思いをさせられているお隣りさんの飼い猫に違いありません。芽が出た種ニンニクは少し離れたところに植え直しました。

2日後。二つめが掘り出されました。何のためにそこを掘るのか、私には見当もつきません。種ニンニクを掘りだすのが好きでやってるわけはないので、きっと何か気になる臭いがしてて、それを求めて掘っているのに違いないと、猫が嫌う臭いを出す薬(?)を撒いてやりました。

翌日。今度は犬でした。猫の足跡の何倍もある深い穴が点々とあり、引っかいた窪みも猫の比ではありません。早速、犬が嫌う臭いがする薬(?)を買ってきました。あろうことか、翌日には犬と猫の両方が来ていたのです。ニンニクもしっかり掘り出されていました。薬は全く効果なし。これはもう鉄砲を買うしかないよ。

鉄砲はいろいろと難しい問題がありそうだから、吹き矢でも作ろうか。怪我をさせないように、紙の矢を使えば問題はないのではなかろうか。しかし、何時来るか分からない相手を待ち続けるなんてのは、私の趣味ではありません。ということは、それはオートマティックでなければならない、と。

夜も寝ずに考えました。そして一銭もかけずに出来上がったのがこれです。トリガーの糸をちょっとでも引くと、上から角材が落ちてくるってわけです。

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結果はまだ出ていません。今日は4個めを植え直しました。私は完全になめられているのです。そればかりか、自分が撒いた犬猫用の薬の臭いが鼻に付いて、気になってしようがないのです。1年以下の懲役または100万円以下の罰金だなんて言わないで下さいよね。振り回されているのは私の方なんですから。

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うちの菜園 [菜園]

久々にうちの菜園についてお知らせします。
さつまいもの後に植えた玉ネギです。が、何故か勢いがなくて、ところどころ欠けています。今年はどういう加減か玉ネギがうまくいかなくて、これは植え替えた分です。それでもこんな状態なんです。昨年植えた分は豊作で親戚に分配したくらいでしたのに、年によってずいぶん違うのですね。理由については見当もつきません。
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葉大根です。これは2作目で、一作目はもう食べてしまいました。これが不思議なことに、虫に滅法強いのです。一作目の葉大根と同時に種まきをした赤カブとはつか大根は、発芽と同時に虫に襲われて全滅。すぐ隣に芽を出した葉大根だけが生き残って、人間様の餌食になってのでした。2作目も全く同じパターンで、葉大根だけが私の略奪を待ってくれています。なぜでしょう。
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ブロッコリーは植えてすぐに鳥よけの網を被せました。早速ひよどりが様子を見に来ていましたよ。奴ら美味いものはよく知ってやがんの。だけど、去年みたいな訳にはいかないよ。ざまあみろ。
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葉大根の奥にあるニンニクは、今年、種が入手困難で、あまり期待できそうにもありません。昨年植えた分は玉ネギ同様上々の出来で親戚に贈ったのですが、来年は無理みたいです。

これは2年前に他人にもらった洋芹です。結構生命力旺盛なようで、少し周囲の雑草を退治してやると、こんなはびこりようです。残念ながらうちの奥さんはその臭いが苦手で、全く使おうとはしません。仕方ないですな。
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これは何でしょう。そうです。台風で痛めつけられ、ぶっ倒れる寸前の紫つる草の群生です。それでも次世代への種の存続意欲は旺盛で、ただ今、種の生産に躍起です。
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昨年、摘果を怠って枯らせてしまった次郎柿の跡に、富有柿を植えました。今度こそ、うまく育ちますように。
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隣りの奥さんに、「菊の苗を少し分けてもらえますかね」と訊いてみました。「こんな菊、目ざわりなだけで、何の役にも立ちませんよ。よかったら、いくらでも持っていって~」「本当に? じゃ、植えるところの準備をしてから、貰いにいきます。誰も居ないときに勝手に入って、持って行ってもいいですか」「いいですよ。どんどんやってください」 お言葉に甘えて、その通りに実行しました。奥さんが来るのを待っていたんですが、待ちくたびれて本日勝手に取りにいったのです。控えめに植えて11本。控えめに値をつけて1本300円。ありがと。
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ばあちゃん [菜園]

「暑いねえ、とうさん。この畑、とうさんの土地なんかねえ」
「ええ。ま、今のところはそうだけど」
「ここにばあちゃんが住んどられたと思うんだけど、もう長いこと見ないねえ。具合でも悪いのかね」
「ばあちゃんは一人居るけど、あれは俺の嫁で、まだぴんぴんしとるよ」
「いや、若い人じゃなくて、もっと年のいった腰の痛そうなばあちゃんだったと思うんだけど」
「俺の嫁だって若くはないよ、18年だもの。腰だって痛いって言うとるし」
「いや、違うね。おれが16年だから、もっといった年寄りだと思ったけど」
うちの辺りでは、女も自分を『おれ』というんです。
「そりゃ、何かの勘違いだよ。俺の母親は6年前に死んどるし、嫁の母親はこの4月まで生きていたけど、此処に住んでたことはないもの」
知らんうちに年寄りが消えてしまった、と思っているんじゃなかろうねえ。そんな事件はいっぱいあるもの。
「そうかね。何処かよそのばあちゃんを見たのかも知れん」
「でも、おたくは腰は丈夫そうだな。足は弱そうに見えてるけど。失礼だけど、体重がありすぎて膝が痛むとか」
「うん、そうじゃなくて、膝から下の血の巡りが悪くなって、まともには歩けないのよ。血管の手術をしたら直ると言われてるんだけど、おれはそんなことは絶対にせんて言ってるの。おれの友だちが全く同じ病気で手術したけど、調子が良かったのは半年間だけで、今は車椅子生活だもの。そんなことなら、ぼちぼちでも自分で歩いとるほうがどんだけましかわからん。車椅子の先は寝たきりだもの、そうなりゃ死んだ方がええよ」
「そうだよなあ。自分の足で動ける間が花だよ」
「とうさんは丈夫そうだね。この畑はとうさんが作ったのかな。一時期、此処は山みたいになってたと思うんだが」
「そう、4年前に家を作って、すぐに出張で2年間留守にしたもんで、草ぼうぼうになってしまったんだ。帰ってきてから草を取って、畑にするのは大変だったよ」
「そうなんだ。とうさんには農業の経験があるんだね」
「それがそうでもなくて、見よう見まねでやってるだけですよ」
「そう言えば、そのトマトはずい分暴れとるようだねえ。その手前にあるのは何かね」

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「あ、これは洋ぜりですよ。すごい元気でね」
「あまり近くに植えすぎだね。それじゃトマトもかわいそうだで」
「うん。去年やって分かってるんだけど、また同じような間違いをやってるんです。畑を広げるのはめんどくさいので、狭いところに植え込んでしまうってわけです」
「そのトマトだけど、そんなに暴れる前に、脇から出る芽を摘んでやらないと駄目だね。そうすれば、そんなにぐちゃぐちゃにならんから。それじゃ風通しが悪くて虫や病気が喜ぶて言われとるし」
「来年はちゃんとやってみますよ。もうこれからじゃどうしようもなさそうだから」
「そうだよ。もう手遅れだよ。若いうちからちゃんとやらんと、年を取ってからやり直しはきかんべ」
「人間も同じだよなあ。年をとってから気がついても遅いんだ」
「人間もトマトも同じだね。あ、ずい分長い間仕事の邪魔したね。熱中症にならんように気をつけてな」
「ありがと。おたくも足元に気をつけて。転んだら大変だから」

タグ:トマト
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