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ホームヘルパー養成講座 [日記・雑感]

本年1月下旬に申し込んでおいた、ホームヘルパー養成講座の初日に参加してきました。総受講生28名。うち男性3名のみ。私を除いた2名の男性は高校生。勿論私が最年長。次に60代のおばさんが居ますが、残り24名は妙齢の熟女ばかり。

2時間掛かりの自己紹介で、施設を巡回している歯科助手から気になる話を聞きました。被介護者との間に厚い壁を作ったまま、コミュニケーションがうまく出来ていないヘルパーが目につくというのです。講師の解説によると、諸々の事情でヘルパーの気持ちにゆとりがなくなっているためであるらしい。

その事情とやらの代表格なのが、待遇の問題。多忙で重労働の割には給料が安いんだってね。そこにはヘルパーという中途半端な地位のあり方が関係しているという。専門職として認められていないため、待遇の改善が進められないのでした。

介護の充実を図るためには、ヘルパーを専門職にレベルアップしてゆとりのある就労環境を作ろうという訳です。かくして、新年度から新制度でやるらしい。レベルが上がれば、当然資格を取るのは難しくなります。私たちは、言わば、駆け込み状態で受講しているのでした。

私の受講の動機については、奥さんの介護をすることになった場合に、うろたえるような男では彼女に申し訳ないので、今から心技ともに準備をしておきたいのです、と言っときました。格好いいでしょ。講師は絶賛してくれましたね。

3日めには、いよいよ問題の、排泄の介助、の講習があります。問題だといっても、教室で実際に排泄をするわけではないでしょうが、やはり、これは、どうしても、越さねばならない、ハードル、なのであります。

講師の締めの一言。 この仕事の悲しさは、行き着くところにある避けることの出来ない別れである。
アーメン
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