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ホームヘルパー養成講座受講2日め [暮し・健康]

3月21日  ホームヘルパー養成講座2日めを受講した。
午前中は寝具の整え方-生活環境・ベッドメイキング。

そもそも、寝たきりとはどんな状態のことか。
① 病気が重くて起き上がれない。
② 傷害が重くて起き上がれない。
③ 依存心が強くなり、意欲の低下によって起き上がれない。 
という状態であるらしい。
①と②は容易に想像できるが、③はちょっと思いつかない。
人はすぐに楽な方へ流される。動かない方が楽に決まっているのだ。
そして身体は、動かさなければ力を失う。自立性を失い、ますます起き上がれなくなっていくのだ。

安眠は人が健康な生活を営むために、必須の条件である。
寝たきりの人にとって、寝床は、就寝の場であるばかりでなく、生活の場であり、休息や病気回復のための場でもある。その小さい空間が、彼らにとっては全てなのだ。たかが寝床、ですまされることではない。

という訳で、シーツの畳み方から始まって、ベッドメイキングの実習をやる。奥さんがいつもやってくれている作業を正式に習うのであった。
人が寝ているベッドのシーツを如何にして取り替えるか。私にはもう出来ますよ。

午後は、寝ている人の体位・姿勢の交換及び床ずれの予防と車椅子への移乗。
自分では動けない人の水平移動、寝返り、起き上がらせて坐らせ、ベッドの端に腰掛けさせる。本人の自助努力を促しながら、車椅子へ乗り移ってもらう。

これまで、床ずれを本人はあまり意識していないのかと思っていたが、そうではないらしいと知った。痛くて辛いのにじっと我慢しているのだ。自分の身体が生きながらにして腐っていくのを黙って耐えているのであった。私自身はそれに耐えていけるほど、強くないような気がする。

いい勉強をさせてもらってますよ~。

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