つるなしインゲン：余命いくばく：SSブログ

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つるなしインゲン　[菜園] [編集]

夕方から小雨が降ったり止んだりしている。台風並みの嵐が予報されており、神奈川や千葉では既に暴風雨になっていると聞いています。　

ホームヘルパーの養成講座に参加した一昨日、近くのホームセンターの隣にある吉野家へ昼飯を食べに行きました。国道脇の小さい畑で今にも倒れそうなばあちゃんが、何かを植えている。

「ばあちゃん、何を植えてんの」「つるなしインゲンだよ」「ん？　何インゲン？」「つるなしインゲン」「あ、つるにならんインゲンかね」「そうだ。つるになるのは杖を立てたり面倒だからね」「そうだね。今が種を蒔く時期なんだ」「苗を買って植えるのなら、まだ先でもいいんだけんど、今、種を蒔けば同じことだかんね」「そりゃ、いいや、その方が安いやろし。俺も種を蒔こう。そこのホーマックで売ってる種でいいんだよね」「そうだよ。つるなしだよ」「あー、わかったよ。ありがとね」

昼飯の牛丼の並380円を食べ、帰りにホーマックに寄って、つるなしインゲンの種141円を買った。

今朝、７時、晴れ。いつもならまだ寝ている時間だけど、天気が崩れないうちに、先日買った種を蒔いておこうと畑に行く。

思いがけず、ブロッコリー、ニラと三つ葉が収穫できて、奥さんは大喜び。昨年のサツマイモ以来休ませていたところを耕して鶏糞と化成肥料をやり、ばあちゃんに教わったとおりに指で種を土中に押し込む。

これ以上の収穫を望めそうにないブロッコリーを整理したり、周辺の草を取ったり、ニラをばらして移植したり、先日の風に痛めつけられた玉ねぎに土寄せをしたり、結局昼過ぎまで畑ですごした。

天気の崩れは意外とゆっくりで、今、風が出てきたようです。あまりひどく荒れないで欲しいと思いながら、松田聖子の歌を聞いています。