地すべり対策

昨年の１２月から始まっている震災の復旧工事に、大きな機械が２台入ってきました。
何でも鹿島神宮駅の周辺は、昔、池だったところを埋め立てた土地で、地盤は非常に不安定なんだそうです。



　　　　　　　　

そういわれてみると、駅前の広場は水平ではありません。どこでも、駅前広場なんてものは大体水平ですよね。
それがかなり大胆にかたむいています。建物自体は基礎がしっかりしていれば大丈夫なんでしょうが、基礎が無い地面は広範囲になだらかな沈下を起こして、落ち着いたのだと思われます。はっきりした段差はないので、それなりに広場の役目は果たせているって訳です。

以前駅前には、２階建ての鉄筋コンクリート造りのビルが２棟あったのですが、そのうちの１棟は少しづつ傾いていき、とうとう使用不可能になり解体されてしまいました。基礎工事に問題があったのでしょうね。解体はこの震災の５年も前のことです。

あのビルが撤去されていなかったら、今回の地震で倒壊は免れなかったことでしょう。倒壊すればそれなりの被害が発生したでしょうね。

そんな曰くつきの地域だけに、今回の震災ではかなりの被害が出ました。解体撤去した家３軒はこの工事範囲の中にありました。いずれも立派な邸宅でしたよ。そのうちの一軒は新築２年目で基礎の真ん中に亀裂が生じてしまいました。ジャッキアップして家の傾きを修正した４軒もこの工事範囲内にあります。

先週から動いている機械は、２５ｍのドリルで地球に穴をあけ、その穴を通して地下の水溜まりに砂を押し込む工事をしているのですが、砂がどんどん入っていくのです。この辺りの土地は水に浮いているんでしょうね、きっと。
その水の層に砂を圧入して、地盤の安定を図るってわけでしょうが、この工事の有効範囲はどのくらいなんでしょうか。莫大なお金がかかりそう。



　　　　　　　　



　　　　　　　　

いずれにしても、やれることはやっておかないとね。
XPは終わりですってね。パソコン買い替えるの？　やれることとやれないことがあるんですけど、とほほほ、、、。

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