SSブログ

兼杉 温 新刊のご案内 (アマゾンKDP) [本]

あー、疲れた。
昨年の8月、盆が過ぎてから書き始め、
きっちり半年がかりでやっとの完成です。

シニヴォラ2.jpg

シニヴォラ紹介文

 社会のお荷物に成り果てて早幾星霜、数少ない友、先輩、師が先に逝ってしまった。中でもKM、Mr.O、SKなしでは俺の人生は語れない。SKは俺より15年は若かった筈。何故そんなに急いだのか、今となっては知る術もない。
 
この物語の主人公は勿論俺だが、SKの役割も非常に大きい。国鉄の民有化に当たって国際支援事業団に途中入社。持ち前のひょうきんさと勤勉を武器に、化け物みたいな組織を泳ぎきった男である。当時課長であった彼が何処まで這い上がったのか俺は知らないが、やれやれこれからは悠々自適だ、と思った矢先であったことだろう。
 
 今のところ健康面に全く不安を持たない俺だが、ここまで来たら、予期せぬ急変なんて極普通のことであろうと思う。記憶は日々に薄れ、やがて闇の中へ消えて行く。そんな記憶を手繰り寄せ、出来るだけ多くの人に昔のことを知っておいて頂きたいと、半年がかりで綴ったのがこの小説です。
 
 ここで強調させて頂きますが、これは決して悪意に満ちた暴露を意図したものではありません。それは言うもおこがましいようですが、カンボジアに於ける日本政府の海外支援事業の一端と同国の歴史の貴重な1ページなのです。俺を生かしてくれた団体をないがしろにするものではなく、個人を誹謗中傷するものでも決してないこと、15年も前の出来事であること、これまで俺が誰にも語ってこなかったことが、関係諸兄のご逝去に触発されてこんな形になったこと、ついでに、最近流行っていると言われる年寄りを嫌う傾向は、何も新しい風潮ではないということ等を汲み取って頂ければ幸甚です。

 そんなお前自身の体験談など笑わせるな、とだけは思わないで頂きたいのですけど~。
 
 冒頭に、多少の無理などいとわないと書きました。それは、それなりの非難・誹りや反論には身を固くして耐える積もりであるという意味です。何故なら、そこにあげた事柄は全て事実だからです。ま、年月による風化は無しとはしませんが、よろしくご斟酌の程お願い申し上げます。

2月26日~3月01日の間、無料キャンペーンです。
よろしかったら、覗いてみてください。

         

nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。