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目 [暮し・健康]

昨日は冷たい雨でしたねえ。あれだと雪の方がましかも知れません。
雨の中、うちの奥さんは行きつけの医院へ処方箋をもらいに、私はついでに同じ医院で私的検診のための検便容器をもらいに行くことになっておりました。よりによって、こんな冷える日に、そんなどうでもいいような用件で、出かけなくてもよかろうにと思いつつ、玄関で靴を穿いているときでした。

「あんた! 私、目が。目がちょっとおかしいの。〇岡医院じゃなくて〇上眼科へ連れて行って」と急遽行き先変更。
左目の視野の左上に何か変な模様が現れて、それがジガジガ、ジガジガと振動しているというのです。ん? それは眼科ではないかもしれないな、と言いつつ、とりあえず眼科へ行きました。

〇上眼科は結構評判のいい眼科で、その名前はよく知っておりましたが、幸いなことに、これまでお世話になったことはありませんでした。小さい医院なのに3ヶ所もある駐車場は満杯。待合室に入って驚きました。長年の風雨に耐えた頭髪の列で埋まっていたのです。

加齢について、色々ときれいごとを言う人は沢山いますが、こういうところへ来ると、年を取るってことの悲しさを感じずにはいられません。老いて死ぬのならまだしも、死ぬ前に目が悪くなり、物が見えなくなるのは悲劇ですねえ。若いときからそういうことに慣れているのなら別かもしれませんが、年を取って身体が不自由になった上に目が悪くなったら、他人の力を借りずに生きていくことはできないでしょう。

先にボケた方の勝ちよ、と誰かが言っているのを耳にしましたが、他人の手を借りなくては生きていけなくなった自分を、正気で見つめる自信は私にもありません。

やはり、元気なうちにやりたいことをしっかりやりましょう。いいことも悪いことも、ええじゃないですか、他人に迷惑さえかけなかったら。

眼底を覗くために、瞳孔を広げるらしいのですが、うちの奥さんの瞳孔はなかなか広がらず、薬を3回も差して2時間も待って、やっと診てもらいました。目には異常なし。様子を見て、変な影が消えないようであれば、脳の検査を受けるように勧められたそうです。

午後になってから本来の予定であった医院へ行って、検便容器を貰ってきました。
3月半ばから始まるホームヘルパー2級講座を受けるための検診です。何故今になってホームヘルパーの講座なのか。これは介護してあげるためではなく、介護を受けるときの心構えについて勉強しておこうと思っているのです。介護をする人はどんな気持ちでどんなサービスを行っているのか。介護を受ける側がどうすれば介護サービスがよりやり易いのか、より効果が上がるのか、に私は強い関心を持っています。

36時間後の今、奥さんの目は変な影こそ出ないようですが、瞳孔を開く薬の使いすぎでか、まだ真っ赤です。明日になって、いつもの目に戻っていたらいいのになあ。ウサギのおめめ、早くどこかへ飛んでいけ~。

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