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スカイツリー 究極のドタキャン [観光]

05時10分 少し早すぎかなとは思いつつ、寝過ごすのを心配してとりあえず起床。
早朝の冷え込み予報を受けて、電気毛布の温度を高めに設定して就寝したためか、汗をかいたらしく全身が湿っぽい。肌着を替えるほどのこともなかろうと、そのままパジャマだけを外出着に着替える。冷えた衣類が異様な冷たさだった。

洗顔をすませてトイレにいった。トイレが設備されていないバスを使った東京見物にそなえる積もりだったのです。
ストーヴは点けていたのですが、身体を覆っていた湿気が冷めていく速度の方が早かった。
寒気が悪寒に変わり、震えがきた。此処まではこの長い人生で2度ほど経験がありました。

あっ、ちょっと冷えすぎたようだな、と思った途端、便器が大きく揺れ始める。地震だと思った。たまたまトイレの前を通りかけた奥さんを呼び止めて、地震か? と訊いた。

「いや、地震は来てないみたいよ」「えっ、あっ、俺、どうにかなってしもうたみたいやなあ。トイレがえらく揺れてんだよ」

地震は間もなく通りすぎていった。寒い。猛烈な寒さ。どてらを肩に引っ掛けてストーヴに覆いかぶさる。まだ震えていた。

「おい。俺、今日は行かん方が良さそうだよ。無理して他人に迷惑をかけたんじゃあ申し訳ないから」

時刻は06時15分。遅くとも6時半には家を出ないと間に合わない。血圧を測ってみる。178/110。
未知の領域だった。トイレの中ではもっとずっと高かったことだろう。

寒気が退くと同時に血圧も148に下がった。それでも普通よりかなり高い。これで冷たい車を運転して出かけていいのか。この際、勇気ある撤退を。

奥さんに頼んで、担当者の事務所に電話を入れてもらったが、何回繰り返しても誰も出ない。こんな時間に事務所に人が居るわけないよ、とは思っても、携帯の番号はなく、他に方法はない。

集合時間は06時50分。バスの発車時間は07時ちょうど。発車5分前に担当者から電話が入った。みっともなかったが、事情を説明してドタキャンを告げる。

某団体主催のスカイツリー見物バスツアーでした。参加費は破格の5000円。非常に残念。もうこんな好機は来ないかもしれない。

翌日、事務所に出向いて担当者に詫び、スカイツリーのキャンセル料400円を払って、一件は落着。しかし、あの地震に似たトイレの揺れは何だったのか。放置しておけるほど軽微な現象だったのか。次回は必ず精密検査を受けるぞと、、、、。次回には撤退する余裕もないかもよ。

話は全く違いますが、昨日(3月12日)、完成したホームセンターがオープンしました。いやー、驚きました。臨時駐車場まで満杯で、国道51号にも長い車列を作っているのです。諦めて帰りました。
本日出なおしたのですが状況はあまり変わらず、運良く臨時駐車場に滑り込んで、肥料を買ってきました。
この盛況、いつまで続くのか。やはり近所には景気のいい店があるのがいい。

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