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入院 [暮し・健康]

脱肛と向き合いながら不健康な生活を続け、やっとの思いで完成したエッセー集。自分の健康と引き換えに作品づくりに没頭するなんて、何だか大先生の気分。校正を終えて頭の中はすっきりなんですが、おいどの方はそうはいきません。

脱肛といっても私の場合は排便時のみで、事後、脱出した部分を丁寧に体内に戻してやると、次回の排便まで全く問題ないのです。困ったのは以前からの長い付き合いである痔核の方で、今回の事件でこれもいくらか肥大するに至り、ほぼ常時核が肛門から頭をのぞかせるようになったのです。

痔核さんは陰嚢側で、脱肛さんは尾てい骨側。どう見てもそれぞれ独立した疾患。脱肛に悩まされるのは日に1回だけなんですが、痔核の方はその時の生活状況によって日に何回でも顔を出す。特に立ちっぱなしの仕事をしていると、何時の間にかそうなっているのです。

台所に立って洗い物をしたり、魚をさばいたりするのが具合が悪い。板前さんはできません。歩き続けたり立ったりしゃがんだりしている分には比較的平気で、菜園での作業などは問題ないんですがね。痔核さんがやってくると、これが結構不快で、どこかに座ったり、何かの凸部に押し付けたりして顔を引っ込めてもらう。

こうして小まめに対処したりしても、お腹の調子によっては下着を汚すことにもなる。公衆の面前でズボンにまで沁み出たらちょっとまずいので、奥さんに頼んで小さいパッドを入手。下履きもパッドを貼り付けたりしやすいボクサータイプに変更。これでやっと安心して外出できるという始末です。

日に3回の座薬でも好転する気配は全くなく、観察期間は終わりに近づいていく。この2ヶ月間は何だったのだろうと思うくらい。ということは悪化もしなかったということですがね。

こうして3月28日、予約通り病院へ。潔くさっさとパンツをづらす。あまり変わらないようですね。手術した方が良いと思いますが、どうしましょうか。ちょっと痛いですが、それも3日間くらいだけですから。よろしくお願いいたします、と私。

4月2日の午後入院してもらって、3日の午後手術という予定を組みますので準備をよろしくお願いします。いや、こちらこそよろしくお願いいたします。長くても1週間くらいで退院できると思いますよ。優しいドクターなのであった。

       菊花展.jpg

エッセーを書いているうちに頭に浮かんでいた団塊世代の詩を急いで整理し、長男に作曲を頼んでおいて入院した。
 
明日につづきます。
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