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団塊哀歌 youtube デビュー [音楽]

入院前に長男に預けておいた詩に曲が付きました。なかなかいい演歌の完成です。
詩の持つ雰囲気等から、高齢者である自分が唄うのが一番良かろうと決め、お痔さん
のご機嫌を伺いながら発声の練習。ヴォイストレーニング?

身体の中心が力を失った状態で、腹の底から声を出すのは結構大変で、息も
続かず、カラオケ好きな自分の衰え振りにびっくり。手術が老体に与える影響には
あなどれないものがある。

自宅でこっそり練習を重ね、近所のスタジオへも数回通ってレコーディング。一番
いいと思われるのを選ぶ。CDのラベルやジャケットのデザイン、印刷と全て家内
工業で完成に漕ぎつけたのでした。長男もなかなかやるのです。

jyaketto.jpg

https://youtu.be/qBdTBHmTaTs


地元のFM局に持ち込んだところ、ちょっと暗すぎて局のイメージに合わない、と
言われてしまった。余程暗かったのでしょうねえ。どのくらい暗いの? 暗すぎるって
言われても、暗い詩なんですから。ん? 暗い詩に明るいメロディーを付けろってこと?
勉強してみます。

団塊ぶろぐ.jpg

ここで宣伝させて頂きますので、よろしかったら聞いてみてください。そしてコメント
など頂けたら最高なんですけど。

団塊哀歌 紹介文

これ、実話100%なんです。
間もなく70才になる大工のおじきがモデルです。
歌詞そのままで顔も体格も旭そっくり。若尾文子の大ファンで関係雑誌を買い漁っておりました。
少し脳天気なところもあって力自慢の彼は親方からも気に入ってもらって結構重宝がられていたのです。
彼の人生の明暗を分けたのは胃潰瘍でした。そこで出会った看護士に深入りしたのが始まりで、
いわゆる彼女は下げマンの見本みたいな女だったのです。
小倉の自宅に建ち上げた木工所はヤミ金業者に攻め落とされ、家族はバラバラ。
型枠大工をやったり季節労働者になったり、住所不定のニート大工です。
アルコールに頼り、兄弟からも見離され生活保護を受けながら生き長がらえる独居老人。
嫁や子供はどこで何をしているのか、消息を知る者はおりません。
世間の端に追い寄せられてしまったおじきの脳裏にあるものはどんなものなのだろう。
あれも人生、これも人生、生きるってことはこういうことなのよね。死んでしまえば皆同じ。
だが、川の向こうが何なのか、未だ誰にも分からない。
悲しい男の歌を聴いてやって下さい。唄ってみてやってください。

https://youtu.be/qBdTBHmTaTs


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